2001年10月01日
フラットヤーンの輸入、8月は前年を下回る
1~8月累計はなお大幅な前年超えに
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 フラットヤーン製品の輸入は、8月に入って、めずらしく全体が前年同月を下回る規模にとどまった。国内の需要が縮小傾向を強めていることが要因の一つではないかと見る関係者が多い。
 ただし、1~8月の累計はなお前年同期を大きく上回っており、国産メーカーは引き続き厳しい対応を迫られそうだ。
 
 各品種の8月の輸入通関数量は以下の通り。ただし、これには各種付属品の重量も含まれている。かっこ内は前年比。
 
 《8月の輸入通関数量》
 ▽クロスシート= 2,041トン( 93.9%)
 ▽フレコン  = 3,346トン(100.0%)
 ▽土のう   =   836トン(100.4%)
 ▽その他ヤーン= 1,321トン( 95.7%)
 
 《1~8月累計》
 ▽クロスシート=19,299トン(115.9%)
 ▽フレコン  =28,247トン(111.1%)
 ▽土のう   = 6,546トン( 97.0%)
 ▽その他ヤーン=10,791トン(112.5%)