2005年06月15日 |
デグサ スマトラ島沖地震被災地復興へ引き続き支援 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デグサ、デグサジャパン |
デグサジャパンは15日、04年12月のスマトラ島沖地震と津波被災地に贈った約2,000万円の支援金が、その後の復興を着実に手助けしていると、支援活動状況を発表した。 スリランカでは31,000人の死者と、4,000人の行方不明者(05年5月末現在)の被害が報告されている。支援活動はこれまでの緊急援助から中・長期的なプロジェクトに重点が移っている。そこで同社は避難民が最も多く、国際NGOの日本人スタッフが派遣されている南部のマータラ県で、生計復興プロジェクトを展開してきた。 (1)被災女性への生計再建支援プロジェクト 約150世帯が父親を失い、母親が家庭を支えていかなければいけない。デグサは55台のミシンを提供し、被災者が制服・玩具などの裁縫を通じて生計手段が得られるように支援している。 (2)セメント・レンガ製造支援プロジェクト マータラ県内では、2,925世帯に上る家族が被災した。デグサでは、スリランカの家屋建築に使用されているセメント・レンガの製造に必要な材料の提供と、技術支援を行ってきた。今年5月16日-19日にはデグサ ミドル・イーストから技術者2人を派遣し70人の若者に向けて、高品質のセメント・レンガを製造するためのワークショップを実施した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1118818565.doc |