2001年10月01日
中外製薬、医療用具事業を小林製薬に譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:中外製薬

 中外製薬は1日、小林製薬との間で、中外製薬の医療用具事業からの撤退に伴い、『セタライト』(骨補填材)、『セラサポートプレート』および『同プレート用スクリュー』(チタン内固定具)の営業権を2002年1月1日付で小林製薬に譲渡することで合意したと発表した。
 中外製薬はコア事業である医薬事業への集中化と、事業構造の再構築を図ってきた。一方、小林製薬は医療用具事業で年間154億円の売り上げ実績をもち、さらに拡大を目ざしてきた。こうしたことから両社にとって最適の選択と判断した。