2005年06月21日
PASC名古屋総会開く 20ヵ国80人が出席
【カテゴリー】:行政/団体
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 経産省は21日、PASC(太平洋地域標準会議)の名古屋総会が同日から2日間の日程で名古屋市内のホテルで開催され、各国から「安全・安心」をテーマにしたプレゼンテーションや意見交換がはじまったと発表した。
 
 PASCは1972年に米国の提唱によって設立されたもので、国際標準化機関であるISO/IEC活動に対する、環太平洋地域の国家標準化機関の参加促進や、連携強化を図るのが目的。日本が主催して開くのは1992年の東京総会いらい3回目。
 
 今回の総会には環太平洋地域の20ヵ国を中心に関係者約80人が出席、メインテーマは「安全・安心」で、21−22日の2日間にわたって、セキュリティ(米国)、津波対策(タイ)、環境標準(日本)、高齢者・障害者対応(南ア)など、さまざまな角度から標準化の果たす役割を中心にプレゼンテーションや意見交換が行われる。