2005年06月24日 |
経産省 KBセーレンの再構築計画「産活法」認定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:カネボウ、経済産業省 |
経産省はKBセーレン(本社:福井県鯖江市、島田亮一社長)から提出されていた「経営資源再活用計画」を、23日付で産業活力再生特別措置法に基づき認定した。 同社はカネボウ合繊から合繊事業、カネボウ繊維から天然繊維事業をそれぞれ営業譲渡によって譲り受け、経営資源を有効活用するとともに、親会社セーレンの技術力や営業力を活用して、事業競争力の強化と企業価値の向上を図る。 事業再構築期間は05年6月から08年3月までの2年9ヵ月。今回の認定により増資の際の登録免許税の軽減や、検査役調査の免除、不動産取得税の軽減および日本政策投資銀行の融資などの支援が受けられることになる。 同社は、生産性の向上を示す数値目標として、07年度には04年度に比べて従業員一人当たりの付加価値額を32.7%向上させることなどをかかげている。 |