2005年06月24日
アステラス製薬、会社分割により原薬生産部門を分社化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬は24日、高萩事業場(茨城県)の原薬製造機能を集約・統合するため、06年4月1日付で、会社分割法による原薬生産子会社を設立すると発表した。同事業場にある高萩工場、合成技術研究所の治験用原薬製造・分析機能、および原薬推進部の事業場管理機能をアステラス製薬本体から分割し、新設の子会社に集約する。
 
 新設の子会社は、治験用から最終製品向けの原薬製造機能をもつことになり、治験用原薬の適時・的確な供給、スムーズな新製品生産への対応、アステラスグループにおける製品の安定供給、原薬製造技術向上への寄与などを目指す。

 アステラス製薬は国内に生産子会社として、アステラス東海、富山フジサワ、静岡フジサワの各社をもっているが、今回の分社化で原薬を含むすべての生産機能が生産子会社に移管されることになる。

【新生産会社の概要】
◇会社名:未定
◇発足年月:2006年4月1日
◇本社:茨城県高萩市
◇代表者:未定
◇資本金:未定
◇総資産:未定
◇従業員数:約100 人
◇事業内容:グループ内の原薬の受託製造、開発用原薬の受託製造、原薬技術開発・原薬製造に係わる分析業務請負、高萩事業場周辺業務請負

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1119596979.pdf