2005年06月29日 |
5月の鉱工業生産 2.3%低下、化学工業は上昇 |
【カテゴリー】:行政/団体(実績/統計) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は29日、5月の鉱工業生産動向(速報)を発表した。生産指数(2000年=100、季節調整済み)は前月比2.3%低下の100.1となった。低下は2ヵ月ぶり。同時に発表した鉱工業生産予測調査では、6月に上昇した後7月は低下するとなっており「総じて生産は横ばい傾向で推移している」と判断している。 5月に生産が低下した主な業種は、輸送機械、情報通信、電子部品・デバイス、プラスチック製品、電気機械など、上昇したのは化学工業(除、医薬品)、金属製品、精密機械、非鉄金属などだった。 化学工業は生産指数101.1で前月比2.8%上昇、出荷は103.0で同0.2%の上昇だった。在庫は99.2で同0.2%低下した。 プラスチック製品工業は生産指数95.3で前月比0.5%の低下、出荷も96.5で同1.0%の低下となった。在庫は95.4で同0.5%上昇した。 同省では、鉱工業生産予測調査で、6月に1.7%上昇した後、7月は1.2%の低下すると予測している。 |