2005年06月29日 |
PPフィルムの出荷、5月も前年同月を下回る |
OPPの1.4%減をCPPの2.1%増でカバーし切れず |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計) 【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が29日に集計したところによると、PPフィルムの5月の出荷数量はOPP(延伸PPフィルム)1万9,977トン、CPP(無延伸PPフィルム)1万1,706トンの合計3万1,683トンとなった。 うちCPPは前年同月の実績を2.1%上回って3ヶ月振りの前年同月超えとなったが、OPPが1.4%減って4ヶ月連続の前年同月割れとなったため、トータルでは前年同月を0.2%下回った。ほぼ前年同月の横並びと言える。しかし、小幅ながらも両品種トータルの前年同月割れはこれで3ヶ月連続となった。 OPPの減少は、メーンの食品包装向けこそ3.6%増えたもののそれ以外の分野が全て大幅に縮小したため。CPPの場合も食品包装向け以外は前年同月を下回ったが、落ち込み幅が小さかったため全体では前年超えとなった。 この結果、今年1月から5月までの累計はOPP10万6,820トン、CPP6万1,329トンの合計16万8,149トンとなった。前年同期に比較するとOPPは0.4%減、CPPは0.5%減、トータルは0.5%減で、ほぼ前年並みということになる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1120030593.tif |