2005年06月30日
合成樹脂の特恵輸入急ピッチ、5月末消化率16%
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:財務省

 財務省が30日発表した5月末現在の特恵関税消化状況によると、合成樹脂(項名13)の輸入額は30億7,406万円で、シーリング枠消化率16.2%となった。昨年5月末は18億5,900万円だったので、前年同月比162%の大幅増加となる。国内メーカーの値上げと中国の買い控えが原因とみられる。サウジアラビアからの輸入が大幅増加した。

(注)「項名13」の05年度シーリング枠は190億2,220万円。一国当たり限度額は5分1の38億444万円。

【5月末現在の特恵関税消化状況】単位:1000円( )は4月末現在
◇中国      343,128(170,663)
◇ベトナム    5,535(2,790)
◇タイ      729,689(406,789)
◇マレーシア   334,773(175,590)
◇フィリピン   46,257(12,865)
◇インドネシア  2,911(0)
◇インド     21,817(11,434)
◇イラン     3,175(3,173)
◇サウジアラビア 1,586,775(755,286)
◇合計      3,074,058(1,538,590)