2005年06月30日 |
BASFが発表、南京の石化プラント操業開始 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
(CNT=29日付既報)BASFジャパンは30日、独・BASFと中国石油化工集団(SINOPEC)折半出資のBASF-YPC社がこのほど、中国・南京でスチームクラッカーおよび、9基の川下製品向けプラントからなる統合石化拠点「フェアブント」の商業生産を開始したと発表した。 220ヘクタールに及ぶ広大な生産拠点では、急成長する中国市場向けに年間170万トン化学品とポリマーを生産する。総投資額は29億ドル。同社の歴史の中でも、単独の投資案件としては最大規模となる。アジア太平洋地域における戦略上、不可欠な生産拠点としている。 スチームクラッカーの主要製品はエチレンとプロピレンで年産能力は60万トン。これらは川下製品向けの原材料として使用されます。生産行程でのエネルギー供給と、生産物のロジスティクスの最適化を図るために、拠点にはガス発電所と揚子江支流の国際港も備えられている。建設のピーク時には、22カ国からの技術者と1万5,000人の労働者がプラントやインフラストラクチャーの工事に携わった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1120096232.pdf |