2005年07月14日 |
クラレのマジックテープ2銘柄「エコリーフ環境ラベル」に登録 |
【カテゴリー】:環境/安全(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:クラレ、クラレファスニング |
クラレの子会社、クラレファスニング(本社:大阪市、高岡光彦社長)は14日、同社の販売する面ファスナー「マジックテープ」の2銘柄「マジックテープ」標準品および「ニュー・エコマジック」が経産省所管の産業環境管理協会が認定する「エコリーフ環境ラベル」に登録されたと発表した。「エコリーフ環境ラベル」には267の製品が登録されているが、繊維製品、面ファスナーでは初めて。 「マジックテープ」などの面ファスナーには、これまで係合力(フックとループが引っ掛かって留める力)の維持や洗濯時の糸のほつれによる耐久性の低下を防ぐため、裏面に補強用バックコートとしてポリウレタン系樹脂を使用していた。一般に使用されているポリウレタン系樹脂は、溶液粘度などを調整するために有機溶剤を用いる必要があった。 同社は2002年2月、環境面への配慮から「マジックテープ」の生産時に有機溶剤をまったく使用しない、無溶剤型バックコートへ全面切り替えした。また2004年7月には、バックコート剤のポリウレタン系樹脂そのものを使用せずに高品位・高品質が得られる新生産方式を確立した。この方式で製造した製品を同年8月から「ニュー・エコマジック」のブランドで発売してきた。 【クラレファスニング社の概要】 (1)本社:大阪市北区梅田1-12-39 新阪急ビル (2)社長:高岡光彦 (3)資本金:1億円 (4)従業員数:120名 (5)業務内容:製織面ファスナー、成形面ファスナー、その他面ファスナー関連商品の製造・開発・販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1121326427.pdf |