2005年07月14日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PSPの出荷、6月も前年同月超え | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
上期計もわずかながら前年を上回る | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【カテゴリー】:実績/統計(行政/団体、原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
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発泡スチレンシート工業会が14日に集計したところによると、同シート(PSP)の6月の総出荷数量は9,640トンとなった。前年同月の実績を3.2%上回っている。 この結果、PSPの月間出荷実績は3ヶ月連続の前年同月超えとなった。これに伴い、上期トータル(1〜6月計)もわずか0.7%ながら前年同期を上回った。 PSPメーカーならびに成形加工メーカーの多くは、一般トレーをはじめとしたPSPの需要分野の大半の実需がここにきて上向きに転じたことが全体の出荷増となって現われてきたと判断している。原料樹脂全体に価格の高騰が続いているため、高倍率発泡製品のPSPの持つ経済面での強みが世の中全体から再評価され始めてきたのが大きいのではないかと分析する向きが多い。 6月の出荷実績の中では、一般反が4ヶ月連続の前年同月超えとなりしかも伸び率が8.5%と高い点と、最大消費品種のトレー反が2ヶ月連続で前年同月を上回っている点とが注目される。PSPの5月ならびに上期計の出荷実績は別表の通り。
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