2005年07月25日 | |
「国際化学オリンピック」日本代表4人 全員メダル獲得 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
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16日から台湾で開催されていた第37回「国際化学オリンピック」台北大会で、日本から参加した高校生代表の4人は全員がメダルを獲得する好成績をあげた。 私立武蔵高校3年の川崎瑛生(あきお)君は銀メダル、私立神戸女学院高等学部1年の今村麻子さん、私立創価高校2年の鹿又(かのまた)恭平君、私立開成高校1年の永田利明君の3人はそれぞれ銅メダルを獲得。川崎君は、昨年(ドイツ・キール大会)の金メダルに続いての快挙、また女子高生として初参加した今村さんと永田君はともに2年生での受賞だった。 大会は16日から24日まで、台北市の国立台湾大学を試験会場として行われ、世界59カ国から225人の高校生が参加。全員がそれぞれ5時間に及ぶ実験問題と筆記試験に挑戦した。 日本代表の高校生4人は、日化協など化学4団体で構成する「夢・化学ー21」委員会のキャンペーン事業の一つ「全国高校化学グランプリ2004」を勝ち抜いての大会参加だった。連続金メダルを逃した川崎君は、さすがに悔しそうだったが、あとの3人は初挑戦でのメダル獲得。「世界各国の高校生たちとも楽しい交流ができ、いい経験になった」と全員満足そうだった。一行は26日、帰国報告を行う予定。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1122257332.doc |