2005年07月26日 |
日化協、8月31日にLRI研究報告会を開催 |
「過敏症」「化学発がん」など4分野を対象に |
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全) 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会は8月31日、東京・港区の発明会館で第4回「LRI研究報告会」を開催する。時間は10時から17時まで。 同協会がかねてから取り組んでいる「過敏症」「化学発がん」「内分泌かく乱物質」「神経毒性」--の4分野を対象とする長期自主研究の実施状況と成果を化学業界や学界ならびに関係行政機関等の多くの関係者に報告する。 報告会プログラムは以下の通り。 ▽10:30-12:00「過敏症分野」 ○アトピー性皮膚炎における自然免疫とそれに及ぼす科学物質の関与の研究=杏林大学・塩原哲夫氏。 ○化学物質の生体に対する影響を検出する系の検討-ヒト肥満細胞を用いた検出系の開発=京都大学・宮地良樹氏。 ▽13:00〜13:50「化学発がん分野」 ○ベンゼン誘導体による細胞死の阻害および発がんとの関連性=静岡県立大学・伊吹裕子氏。 ▽13:50〜14:50「特別講演」 ○化学物質の健康影響評価と疫学研究=国立がんセンター・津金昌一郎氏。 ▽15:10〜16:00「内分泌かく乱物質分野」 ○エストロゲン合成酵素遺伝子欠損マウスを用いた植物エストロゲンのエストロゲン作用の解析=高知大学・戸田勝巳氏。 ▽16:00〜16:50「神経毒性分野」 ○ホルモンによる脳発達に及ぼす環境化学物質の作用の分子基盤-化学物質は本当に受容体にリガンドとして作用しているのか=群馬大学・鯉渕典之氏。 |