2005年07月27日
三菱樹脂の生分解性フィルム、PETボトルラベルに
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱樹脂

 三菱樹脂は27日、ポリ乳酸を原料にした同社の植物系生分解性フィルム「エコロージュ」が、アサヒ飲料の「アサヒ十六茶 愛知万博」のPETボトルラベルに採用されたと発表した。植物系生分解性フィルムのラベルを採用したPETボトルは日本では初めて。「今後の採用拡大が期待されます」と同社ではいっている。

 ポリ乳酸はトウモロコシなど植物のでんぷんからつくられ、これを原料としたプラスチックは生分解性に優れている。このため化石資源の使用量削減や、二酸化炭素排出抑制に効果があるとして、各種商品への応用が拡がっている。現在開催中の愛知万博では、ポリ乳酸を使った食品容器が広く採用され話題を呼んでいる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1122437033.doc