2005年07月28日 |
三菱樹脂 熱線吸収率大幅向上のポリカーボネート波板発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
三菱樹脂は28日、熱線吸収率を大幅向上したポリカーボネート波板「ヒシ波ポリカ ヒートガード・ハイパー」を今月下旬から本格発売すると発表した。また、一部に限定販売していた「ステラ 熱線吸収グレード」をホームセンター向けに販売開始する。 ポリカーボネート板は、耐衝撃性、耐候性に優れ、透明性が高いことから、光を取り入れる採光材として、カーポートやテラス・公共施設の屋根材、側壁材料として広く使用されているが、新製品の「 ヒートガード・ハイパー」は、主原料と着色剤、熱線吸収剤および成形方法を工夫し、業界トップクラスの熱線吸収性能を実現した。同社の従来品(旧「ヒシ波ポリカ ヒートガード」)に比べて熱線吸収率を約18%向上させた。 有害な紫外線はほぼ100%、太陽光線から熱線(近赤外線)は約50%カットする。直射日光下の温度上昇を抑えるため、屋根材として設置すれば、炎天下でも温度上昇を抑えながら、柔らかな光を採り入れることができる。日差しの照り返しもない。ブラウンスモークとグレースモークの2色。3年後6億円の販売を目指す。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/search.php?RCODE=3716 |