2001年09月27日 |
経済財政諮問会議、「HiDEC」など化学3プロジェクト予算了承 |
要求額の40%、“一律大幅カット”に |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:財務省 |
経済財政諮問会議は26日、2002年度予算で重点7分野に配分する「構造改革特別要求」の大枠を了承したが、経産省化学課が同省を通じて要求していた、「内部熱交換による省エネ蒸留技術開発」(HiDEC)など新規3プロジェクトは、いずれも要求額の40%と大幅に削られたものの基本的には了承された。 各プロジェクトとも、今後は財務省の来年度予算編成作業の中で再度査定を受け年末には最終決定するはこびだが、“第一次ハードル”を超えたことで、「予算が得られやすくことは確かだ」と同課ではいっている。 化学課が2002年度予算で特別枠として要求したプロジェクトと、経済財政諮問会議で了承された予算額(カッコ内は要求額)は次の通り。 (1)製造工程省略による省エネ型プラスチック製品製造技術開発(SPM)=6億1,000万円(15億円) (2)内部熱交換による省エネ蒸留技術開発(HiDEC)=2億5,000万円(6億円) (3)廃棄物の少ない循環型プラスチックの設計・製造技術開発=1億4,400万円(3億1,999万円) |