2005年08月03日
三井化学、第1四半期好調 最終益57%増の165億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学が3日発表した05年度第1四半期(4ー6月)連結業績は、売上高が前年同期比23.4%増の3,473億円、営業利益は10.4%増の160億円、当期純利益は56.5%増の165億円といずれも前年同期を大幅に上回った。プライムポリマー設立に伴う持分変動利益86億円を特別利益として計上した。

 機能化学品は、半導体材料が半導体・液晶市場の価格低下の影響を受けたが、全体として堅調に推移、機能樹脂のエラストマーは自動車関連分野を中心に好調だった。基礎化学品のPTAは製品価格の低下が響いたが販売数量は堅調、フェノール、ビスフェノールAはアジア需要の増大を背景に売上を伸ばした。

【三井化学・第1四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )は前年同期比増減%
◇売上高    347,347(23.4)
◇営業利益   16,005(10.4)
◇経常利益   16,522(14.1)
◇当期純利益  16,539(56.5)
◇1株当たり純利益 21.11円(13.47円)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1123053598.tif