2005年08月22日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フラットヤーンの上期の出荷、前年同期の3%減 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ただし、インサイダーの出荷は逆に2%の増加に | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【カテゴリー】:実績/統計(行政/団体、原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:その他 |
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日本フラットヤーン工業組合がこのほど集計したフラットヤーン製品の今年上期(1〜6月)の総出荷数量は、アウトサイダーの推定分を含めると2万2,770トンとなった。前年同期の実績を3%下回っている。ただし、インサイダー分は1万8,510トンで、前年同期を逆に2%上回っている。 アウトサイダー分を含めた総出荷数量のうち、PP(ポリプロピレン)製品は9,451トンで前年同期比が5%減、HDPE(高密度ポリエチレン)製品は1万3,319トンで同1%減となっている。PP製品もHDPE製品もともにマイナス成長となったわけ。ところがこのうちのインサイダーによる製品の実績は、PP製品が7,491トンで12%増、HDPE製品が1万1,019トンで3%減となっていて、前年比の増減に大きな差異が生じている。 インサイダーによるPP製品が大きな伸びとなったのは、最大消費分野であるカーペット基布向けが36%増えて2,698トンに達したため。HDPE製品の減少は、最大需要分野のクロスシート向けが15%減って3,621トンにとどまったせい。 フラットヤーン製品の出荷の今年1〜6月期の実績は別表の通り。主要需要分野の実績はインサイダー分。単位はトン。
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