2005年08月23日
旭硝子・中間期は増収減益 電子材料の低迷響く
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:旭硝子

 旭硝子が23日発表した05年6月中間期決算は、売上高が前年同期比1.5%増の7,262億円、営業利益5.9%減の618億円、当期純利益は同24.5%減の449億円だった。

 FPD用ガラス基板などディスプレイ部材や建築用ガラス、自動車用ガラス、化学品などで高付加価値品の拡販に努めたが、CRT用ガラスの需要減や価格下落、電子材料部門の低迷、原材料価格の高騰などが響いた。化学部門は売上高1,440億円(前年同期1,364億円)、営業利益102億円(同79億円)と増収増益になった。

【旭硝子・中間期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減%
◇売上高    726,115(1.5)
◇営業利益   61,805(△5.9)
◇経常利益   62,862(△2.8)
◇当期純利益  44,923(△24.5)
◇1株当たり純利益 38.66円(50.67円)

<通期(連結)見通し>単位:百万円
◇売上高   1,500,000
◇経常利益  126,000
◇当期純利益 81,000