2005年08月23日
旭硝子の海外売上高比率59.9%に上昇 中間期決算
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭硝子

 旭硝子は23日、05年中間期決算を発表したが、売上高7,262億円に占める海外比率は59.9%と、前年度(1−12月)の58.9%からさらに1ポイント上昇した。各事業のグローバル展開が着実に進んでいることを示した。
 
 地域別に見ると、アジアが24.6%(前年度24.4%)で最も高く、ヨーロッパが21.3%(20.3%)、アメリカ12.8%(13.2%)、その他の地域1.1%(1.0%)となっている。
 
 アジアでは4月に台湾の子会社、旭硝子ファインテクノ台湾が液晶用ガラス基板年産400万平方メートルの増設工事を完了し、同1,800万平方メートルの生産規模で操業を開始した。ヨーロッパでは、ベルギーのグラバーベル・グループがロシアにガラス生産設備を増設した、などが海外比率アップに貢献したと同社では説明している。