2005年08月24日
サステナブル建築世界会議が9月に東京で開催
「ファクター4」のヴァイツゼッカー博士も基調講演
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
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 国土交通省は9月27日から29日までの3日間、東京・品川区の新高輪プリンスホテル国際館パミールで、地球温暖化防止に向けた世界建築会議「2005サステナブル建築世界会議東京大会(SB05TOKYO)」を開催する。
 
 同会議は、地球温暖化防止に不可欠とされるサステナブル建築の普及の重要性について世界各国の専門家が集まって研究成果を発表し合うのを主目的としたもの。世界70カ国から寄せられた1,000を超えるアブストラクトのうち、厳選された760の論文がブレイクアウト・セッションやポスター・セッションで発表される。また、各分野の著名人による基調講演や評価事例、教育などの特別セッション、さらには設計競技の公開審査や内外の関係団体等の製品展示なども計画されている。
 環境・エネルギー問題の世界的権威であり「アフター4」の提唱者としても知られるヴァイツゼッカー博士が27日に「エコ・エフィシェンシーの先陣を担う建築技術」をテーマに、また、日本環境効率フォーラム会長の山本良一・東大教授が28日に「環境適合設計と環境性能指標としての環境効率」をテーマにそれぞれ基調講演する。