2005年08月30日 |
「全国高校化学グランプリ」受賞者決る |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:化学工学会、日本化学会、日本化学工業協会 |
日化協など4団体で組織する「夢・化学-21」委員会は30日、化学好きの高校生たちが全国から集まって開いた「全国高校化学グランプリ2005」の各賞受賞者を発表した。来年韓国で開かれる「国際化学オリンピック」の代表候補も決った。 グランプリ大会には、昨年とほぼ同数の1,193人(昨年は1,201人)が参加した。7月18日に全国25会場で一次予選(筆記試験)が行われ、勝ち残ったた61人が今月20日、東京農工大学で行われた二次選考試験(実技とレポート)に臨んだ。 グランプリ大会は今年が7回目だが、成績優秀者を国際化学オリンピックに代表選手として派遣する、と決めたのは2003年のギリシャ・アテネ大会を前にした、2002年からだった。これを契機に文部科学省が後援に力を入れるようになり、参加校が急増。成績も一段とレベルアップした。 今年の晴れの優秀賞受賞は6人。去年1年生で銀賞を受賞し、今年のオリンピック台北大会に初の女子代表選手として参加(銅メダル)した神戸女学院の今村麻子さんが、再度グランプリに挑戦して優秀賞を獲得したが、ほかの受賞者も成績優秀者ばかり。筑波大付属、灘高、開成などの進学校が名を連ねた。金賞14人、銀賞22人、銅賞19人の受賞者も決った。なお来年の国際化学オリンピックは、7月に韓国・慶山で開催される。 【全国高校化学グランプリ 優秀賞受賞者】(敬称略) ◇三谷 知広(国立筑波大学付属駒場高校・3年) ◇木下 敬皓(私立灘高校・3年) ◇今村 麻子(私立神戸女学院・2年) ◇山室 行大(私立開成高校・3年) ◇田中 成(私立開成高校・1年) ◇清水 信哉(私立灘高校・3年) (注:受賞者一覧はニュースリリースにあります) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1125372090.doc |