2005年08月31日 |
7月の鉱工業生産指数、化学工業は2.4%上昇 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は31日、7月の鉱工業生産動向(速報)を発表した。生産指数(2000年=100、季節調整済)は前月比1.1%低下の100.1と2カ月ぶりに低下した。前月増加した反動で一般機械や電気機械、輸送機械工業の生産が減少した。 化学工業(除く医薬品)や情報通信、パルプ・紙・紙加工品は上昇した。プラスチック製品工業の生産は横ばいだった。 また8月の製造工業生産予測調査では、電子部品・デバイスの需要拡大期待やパソコンの新モデル生産予定で前月比2.3%の上昇を予測。9月も電子部品・デバイスに強気の見方が多く2.3%の上昇を見込んでいる。同省は「総じてみれば、生産は横ばい傾向で推移」との判断を変えていない。 化学工業の7月の生産指数は前月比2.4%上昇の100.5、生産者出荷は1.2%低下の99.3だった。在庫は2.7%上昇し99.9となった。プラスチック製品は生産が前月比0.0%の97.2、出荷1.4%低下の94.4、在庫は1.8%上昇の97.2だった。 |