2005年09月01日
旭硝子、高機能ガラス「窓」市場拡大へ新組織
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭硝子

 旭硝子は1日、同日付で板ガラスカンパニー日本事業部内に、住宅用窓の高機能化を担当する新部署を発足させるとともに、今後同市場の拡大に注力すると発表した。今年11月から首都圏で新商品「ビューライトFSWTM」のテストセールスを開始し、来年1月から販売を全国展開する。

 このところ住宅の高機能化とともに「窓」に対する消費者の関心が高まり、特に防犯・断熱・遮熱に関するニーズが強くなっている。同社の防犯機能を持った合わせガラスや、高断熱・遮熱機能を持ったLow-E 複層ガラスの販売も急増している。

 一方、工務店・ビルダーを中心とした戸建住宅市場では、これらの高機能ガラスは大手住宅メーカーほどには普及していないのが現状。このため、1日付で板ガラスカンパニー内に「ウインドウグループ」を設立、新商品の販売を中心に、今後、積極的に高機能ガラス窓市場拡大を図っていくことにした。

<「ビューライトFSWTM」の特徴>
(1)スリムな枠により実現した、スタイリッシュな外観とワイドビュー。
(2)外壁とフラットな納まり。
(3)住宅用窓として日本初となる、ユニークなスライド式開閉機構。(特許出願中)
(4)重量のある高機能ガラスを採用してもスムーズな開閉が可能。
(5)標準装備された高機能ガラス(合わせLow-E 複層ガラス)とアルミ樹脂複合サッシの組み合わせにより、通常のアルミサッシに比べ遮音、断熱などで高い性能を実現。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1125561684.pdf