2005年09月12日 |
ドイツ・デグサ カーギル社に食品原材料事業を売却 |
【カテゴリー】:海外(経営) 【関連企業・団体】:デグサ |
デグサAG(本社:デュッセルドルフ、ドイツ)は12日、米・カーギル社に対して、食品原材料事業を5億4000万ユーロ(6億7000万米ドル)で売却すると発表した。 デグサの食品原材料事業は、05年初めのフルーツ・システムズ事業売却後は、テクスチュラント・システムズ及びフレーバー事業で構成されている。テクスチュラント・システムズの製品群は、増粘多糖類、ブレンド、レシチン、カルチャー及び機能性食品素材の分野が中心。フレーバー分野では、飲料、乳製品、製菓、食品香料などの事業を展開している。 デグサ フードイングレデイエント ビジネスユニットは、2004年度に4億4100万ユーロの売上を計上した。アメリカとフランスを中心に従業員数は総計2,088人。その内、およそ200人は、ドイツで雇用され、ハンブルク、フライジング、トロストベルクおよびボーネンの事業所に勤務している。 一方、カーギル社は、食品、農製品及びリスク・マネジメント製品やサービスを提供する国際的な企業で、59か国に124,000人の従業員を擁し、05年度にはおよそ710億米ドルの売上を計上した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1126507729.doc |