2005年09月13日
PSの出荷、8月は7万394トンに
前年の前倒し需要の反動が表面化
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

 日本スチレン工業会が13日に集計したところによると、PS(ポリスチレン)の8月の出荷数量は7万394トンとなった。前年同月の実績を14%下回っている。

 うち国内向けは6万8,073トンで前年同月比が12%減、輸出は2,321トンで同42%減となっている。国内向けが12%減となったのは、前年6〜8月の出荷が値上げ前の前倒し需要の発生で例年を大幅に上回る規模に達したことの反動が出たためと見られる。過去数年の8月の出荷数量の平均とおおむね同じ規模となっている。

 この結果、今年1月から8月までの総出荷数量は国内向けが57万4,167トン、輸出が2万1,520トンの合計59万5,687トンとなった。前年同期に対比すると、国内向けは7%減、輸出は27%減、合計は8減ということになる。