2005年09月16日
アジアのオレフィン相場が続伸
エチレンは再び1,000ドル超え
【カテゴリー】:市況(海外、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 大手商社数社の情報によると、アジア地域におけるオレフィンの相場が今週に入って各地で続伸してきた。
 
 直近のエチレンの契約価格は、極東でも東南アジアでもCFRトン当たり1,010〜1,030ドルとなっている。1週間で30〜40ドル上がったことになる。
 プロピレンの相場は地域によってかなり開きがあり、極東では同950〜1,050ドル、東南アジアでは930〜1,000ドルとなっている。これも1週間で30〜40ドル上がっている。
 いずれも、原油とナフサの国際スポット相場の高騰を後追いしてのもの。アジア地域ではオレフィンの需給がタイト化しているので、各商社ともオレフィン相場の続騰は必至と判断している。