2005年09月20日
「四日市エコタウン」承認、 経産省
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:環境省、経済産業省

 経産省は、三重県四日市市から申請のあった「エコタウンプラン」を、環境と調和した街づくり事業(エコタウン事業)として、環境省と共同承認した。全国25番目のエコタウン承認となった。
 
 四日市のエコタウンプランは、住民と企業、行政が一体となって、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進するほか、地域化学素材産業の技術、ノウハウを活かして、廃プラスチックのリサイクル事業化や生分解プラスチックの事業化検討など、計画の独創性・先駆性が評価された。
 
 <四日市エコタウンプランの概要>
(1)環境産業の育成と支援
・工場や家電リサイクル工場から排出される廃プラスチックと、分別回収等で回収する食品トレーから再生樹脂を製造するリサイクル事業の実施
・生分解プラスチック事業、塩ビリサイクル事業の事業化検討

(2)ごみの減量化
・分別指導員制度、ごみ減量リサイクル推進店認定制度の導入等

(3)ごみのリサイクル
・パソコンのリユース事業、リサイクルプラザ整備、地域通貨を活用した食品トレーの回収等

(4)エコタウンプラン承認地域との連携・情報発信
・各地域との連携を図るため、セミナー・シンポジウムの開催