2005年09月26日
産構審にフロン回収・破壊ワーキンググループ設置
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:環境省、経済産業省

 経産省は26日、産構審化学・バイオ部会地球温暖化防止対策小委員会の下に「フロン回収・破壊ワーキンググループ」が設置されたと発表した。10月7日、環境省との第1回合同会議を開催し、業務用冷凍空調機器に冷媒として充填されている、フロン類の回収率向上策を中心に検討する。
 
 4月に閣議決定した京都議定書目標達成計画では、温室効果ガスの排出削減対策のひとつとして「機器に充填されたHFCの回収」が挙げられ、とくに業務用冷凍空調機器の冷媒については、2008年度からの5年間平均で60%という評価目標が設定されている。
 
 このため、同機器に充填されているフロン類の回収率向上について検討することにした。WGのメンバーは大学、自治体、空調機メーカーなどの関係者14氏で構成、座長は富永健・東京大学名誉教授が有力。