2005年09月28日 |
独・デグサ、チコナから「PAEK」のノウハウ、特許を取得 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:デグサ、デグサジャパン |
デグサAG(本社ドイツ、デュッセルドルフ)は、チコナ社(本社ドイツ、ケルスターバッハ)が保有する、ポリアリルエーテルケトン(PAEK)関連のすべてのノウハウおよび特許権を取得したと発表した。 これらの製造、使用にかかわる特許権およびノウハウは、1990年代にヘキスト社のテクニカルポリマー事業部が開発推進してきたが、1999年、ヘキスト社の事業再編に伴い、チコナ社に譲渡された。 今回のノウハウ・特許権の取得により、デグサは、旧ヘキスト社のPAEKの研究開発、製造、使用実績と、吉林大学(中国、吉林省長春市)の20年にわたる研究成果から得た、技術、知識のすべて、さらにデグサAGの研究開発成果を集約させた。これにより、デグサのハイパフォーマンスポリマー ビジネスユニットの事業は一層強化された。 (注) PEEKは、ISO 1043(プラスチックの記号表示法)に定められた、ポリエーテルエーテルケトン(polyether ether ketones)の正式略称。 |