2005年09月30日 |
8月の鉱工業生産指数 1.2%の上昇 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は30日、8月の鉱工業生産動向(速報)を発表した。生産指数(2000年=100、季節調整済)は前月比1.2%上昇の101.2と、2カ月ぶりの上昇となった。出荷も前月比1.7%上昇の104.1となった。 同省では今後の見通しについて、9月に上昇した後10月は低下と予測している。「総じて見れば生産は横ばい傾向で推移している」と分析している。 生産が上昇した主な業種は、電子部品・デバイス工業(前月比9.9%増)、一般機械(同6.4%増)、電気機械(同8.4%増)、情報通信機械(同7.0%増)、化学工業(同0.4%増)などで、プラスチック製品工業も同1.8%増加した。 パソコンやAV機器、携帯電話機、自動車部品などに使われる半導体需要が好調で、年末商戦に向けた生産の積み増しが始まっているという。 |