2005年10月06日 |
三菱ガス化学、南京のメタノール誘導品事業化計画決る |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
三菱ガス化学は6日、中国南京市郊外の南京化学工業園区内におけるメタノール誘導品事業化計画を決定した。 第一期計画では、伊藤忠商事、伊藤忠ケミカルフロンティア両社と合弁会社を設立し、南京化学工業園区内の約20万平方メートルの用地に、ジメチルアミン、ジメチルホルムアミド及びジメチルアセトアミドの生産設備を建設する。2007年末稼動の予定。 さらに第二期計画ではトリメチロールプロパンの生産を検討。その後も順次メタノール誘導品を展開する。 南京化学工業園区は、南京市郊外に位置する中国有数の化学工業地域で、揚子江を利用した大型船舶によるメタノール輸送が可能なほか、周辺の大規模石油化学プラントからアンモニア、COなどの原料入手が容易などの条件に恵まれている。 同社はメタノール事業をコア事業の一つとして位置づけ、サウジアラビア、ベネズエ ラ、ブルネイ及び中国重慶の各地でメタノールプラントの増設・新設計画を進めているが、化学製品の大消費地である中国で誘導品事業を展開することで、メタノール事業の一層強化・拡大を図っていくことにしている。 【合弁会社の概要】 (1)社 名 :(未定) (2)住 所 :中華人民共和国江蘇省南京市六合区南京化学工業園区2B-7-3 (3)資本金 :1,901万米ドル (4)出資比率 :◇三菱ガス化学 85.1% ◇伊藤忠ケミカルフロンティア 10.0% ◇伊藤忠商事 4.9% (5)事業内容 :ジメチルアミン、ジメチルホルムアミド及びジメチルアセトアミドの製造・販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1128577830.pdf |