2005年10月12日 |
デグサ ファインケミカル分野で減損処理、業務再編加速へ |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:デグサ |
デグサ AG(本社:ドイツ、デュッセルドルフ)は12日、国際財務報告基準(IFRS)に従い、ファインケミカルの3つのビジネスユニットで、合計8億3千万ユーロの減損処理を行い、また過剰生産およびアジアにおける競争圧力の高まりの中で、ファインケミカル業務の大規模な再編を進めていくと発表した。 この減損処理は、下向きの景気動向とファインケミカル業務での収益見通しの大幅減少の結果だが、このうち7億1千万ユーロは営業権関連で、1億2千万ユーロは他の資産に関連している。この減損損失の大部分は、2001年に買収したイギリスのファインケミカルグループ、ラポルテに関連する費用である。デグサ グループのその他17のビジネスユニットについては、確定した減損損失はない。 またこの減損損失は、2005年第3四半期の営業外損益で、一時的なキャッシュアウトを伴わない支出と認識されるため、キャッシュフローに影響はない。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1129104042.doc |