2005年10月12日 |
日本ゼオン、大型液晶テレビ用ゼオノアフィルム能力増強 |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンは、昨年10月に上市した新ゼオノアフィルムの需要が好調なため、100%子会社であるオプテス(梅沢佳男社長)高岡工場で、生産能力の増強に着手したと12日発表した。 大型液晶テレビへの需要が旺盛で、07年度に予定していた増強計画を前倒し実施することにした。 具体的には、光学フィルム原反の生産能力を年産4,000万平方メートル、新ゼオノアフィルム(延伸フィルム)も同3,000万平方メートルに増強する。 また、将来さらに大粉需要が見込まれるところから、光学フィルム原反と新ゼオノアフィルムの第2工場建設についても検討を開始した。 ゼオノアフィルムは、位相差フィルム用の原反フィルムで、高透明性、低複屈折、低波長分散など、液晶用光学フィルムとして優れた特性をもち、今年2月第2次増強を完了した。また、新ゼオノアフィルムは、ゼオノアフィルムを延伸し位相差機能を付与したもので、優れた光学特性と耐久性を有している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/search.php?RCODE=3978 |