2005年10月19日
東芝松下ディスプレイが2.75ミリの液晶
パソコン用 バックライト光源に発光ダイオード
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東芝

 東芝松下デスプレイテクノロジー(TMD:東京港区TEL03-5462-7120)はパソコン用に超薄型の液晶デスプレイを開発したことを明らかにした。11.1型のパソコン向けに従来に比べ厚さを半分、重さを35%減とした。

 液晶部、バックライト部、駆動回路部をあわせたユニットの厚さが約2.75ミリ、重量約146グラム。バックライトにLED(発光ダイオード)を使用した。9月に発売されたソニーのノートパソコン「バイオT」に採用されており、今後、他社にも売り込む予定。

 蛍光管を利用したこれまでのタイプに比べ、画面を明るさで比較した場合、消費電力は約30%減と省エネにも優れる。ユニットの価格は仕様、受注量などによって異なる。