2005年10月19日 |
日本ゼオン、新規エーテル系溶剤事業化 水島に1000トン設備 |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンは19日、新たに開発したエーテル系溶剤「シクロペンチルメチルエーテール」(CPME)を事業化するため、約4億円をかけて水島工場内に年産1,000トン設備を新設したと発表した。11月から本格販売を開始する。 従来のエーテル系溶剤に比べて(1)水に溶解しにくい(2)危険な過酸化物が生成しにくい、などの特徴をもち、環境負荷の低減やコスト削減を図ることができる。 このため既存のエーテル系溶剤であるテトラヒドロフラン(THF)、ジエチルエーテル、メチルt-ブチルエーテル(MTBE)などの代替溶剤として市場開拓を図る。使用用途は医薬品や電子材料の化学プロセス用溶剤となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1129705602.pdf |