2005年10月21日
アステラス製薬の口腔内崩壊錠技術が「発明奨励賞」受賞
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:特許庁、アステラス製薬

 アステラス製薬は21日、同社が開発した「口腔内崩壊錠技術」(WOWTABーDRY)が、社団法人発明協会の平成17年度関東地方発明表彰で「発明奨励賞」を受賞することになったと発表した。

 口腔内崩壊錠とは、口腔内で迅速かつ容易に溶け、飲み込みやすという新しい概念の製剤のことで、日本では1997年にアステラス製薬が「ガスターOD錠」として最初に発売した。

 さらに錠剤としての強度などを工夫し、本年6月には同技術から口腔内で速やかに崩壊する機能と、薬物を徐々に放出する徐放性機能を兼ね備えた「ハルナールD錠」を発売した。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1129877407.pdf