2001年09月18日 |
日本触媒、川崎で新製法エタノールアミン着工 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日本触媒 |
エタノールアミンの新製法を開発した日本触媒は、このほど川崎工場で年産4万トン設備の改造工事に着手した。 同社はゼオライト系の新触媒を採用することにより、1:1:1の一定比率でしか生成できなかったアミン類(MEA、DEA、TEA)の生成比率を需要見合いで任意にコントロールできる技術を開発したため、設備更新することにした。 プラントは現有エタノールアミン設備の一部を転用するが、新設に近く、完成は来年6月の予定。 最近はエタノールアミン類の中でもとくに除草剤向けのDEA需要が急成長している。このため同社はDEAの生産比率を2~3倍に増やし、米国向けなど輸出市場拡大を図りたいとしている。 |