2005年10月24日
チッソ、被覆肥料「LPコート」設備を7,500トン増強
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:チッソ

 チッソは24日、肥効調節型被覆尿素肥料「LPコート」の需要が好調なため、生産設備の増設を決めたと発表した。05年12月の稼動開始をめどに、戸畑工場に年産7,500トン増設する。これによって同社の被覆肥料生産能力は約20%増加し、国内最大の年産42,500トンとなる。

「LPコート」とは、肥効を持続させるために粒状尿素の表面を天然物と樹脂などで特殊被覆加工した、粒径2ー4ミリの白色球状の肥料で、特殊被覆により肥料成分の溶出速度がコントロールされているため作業の省力化、生産性の向上、環境負荷の低減などが図れるとしている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1130147073.doc