2001年09月17日
経産省、帝人のペットボトルリサイクル施設に「民活法」第1号認定
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:帝人、環境省

 経産省と環境省は17日、帝人が徳山事業所で計画しているペットボトルリサイクル施設に対して「民活法」を適用し必要な支援を行うことを決めたと発表した。
 今後日本政策投資銀行から低利融資が受けられるようにする、などの支援を行う予定。
 帝人の計画は徳山市由加町の同社徳山事業所にあるDMT(ジメチルテレフタレート)設備を転用して、使用済みペットボトルを化学的手法によってポリエステル原料に再商品化するもので、2002年4月の事業開始をめどに年間3万トンの受入れ能力をもった施設を整備する。近く着工するが、ペットボトルのリサイクル施設としてはわが国最大。またペットボトルの化学的リサイクル施設としては初めての民活法認定となった。