2005年11月01日 |
BZの11月のUSCP、ガロン235セントに決定 |
米国の需要家の値下げ要求が通る |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況) 【関連企業・団体】:なし |
米国のBZ(ベンゼン)の11月のコントラクト価格(USCP)が1ガロン当たり235セントに引き下げられることが1日に決まった。トン当たり705セントということになる。 10月の価格は310セントであったので、11月は75セント(24.2%)もの大幅なダウンということになる。今年に入ってからのボトムである6月のレベルに戻る。 当初、米国の石油精製企業などサプライヤーの中には同270セントを提示していたが、SMメーカーやPHメーカーなど需要家が大幅値下げを強く求めてそのまま押し切った。 これに伴い、米国のSMやPHの需要家の間にはSMやPHの値下げに対する期待感が広まっている。しかし、一方の原料のエチレンやプロピレンの価格は天然ガスと原油の高騰で大幅に上昇しているので、先行きは不透明。 |