2005年11月09日 |
エンジニアリング業の9月受注高 大幅増の1.5兆円 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が9日発表した9月の産業動態統計速報によると、エンジニアリング業の受注は依然好調で、前年同月比31.0%増の1.49兆円となった。中東向け化学プラントの大口受注があったため国外受注高が同232.4%と大幅増加した。国内は14.5%の減少となった。 9月のエンジニアリング受注高は1,499,317百万円で、対前年同月比131.0%という増加ぶりだった。これで今年1月からの9カ月間のうち、前年比マイナスは1月、5月、8月の3カ月のみ。あとはいずれも大きく上回る好調さである。 9月受注高の内訳は、国内が797,889百万円(前年同月比85.5%)、国外が701,428百万円(同332.4%)。 プラントの種類別では、化学プラントが559,477百万円(同461.1%)で断トツ、あとは電力プラント・システム266,035百万円(同88.7%)、通信プラント・システム125,077百万円(同89.9%)、鉄鋼プラント37,057百万円(120.6%)の順となっている。 |