2005年11月14日 |
DIC 「新酸素化学」の全株式を三菱ガス化学に譲渡 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:大日本インキ化学工業、三菱ガス化学 |
大日本インキ化学(DIC)と三菱ガス化学の両社は14日、DICが保有する新酸素化学(本社:北海道苫小牧市、小泉謙治社長)の全株式を三菱ガス化学に譲渡することで合意したと発表した。 新酸素化学は、北海道苫小牧市に本社および製造拠点を持つ過酸化水素メーカー(年産能力:23,000トン=100%換算)で、株式はDICと三菱商事が各50%を保有。 DICは、新酸素化学が中核的事業とは位置付けられないとして撤退を含めて検討してきた。一方、三菱ガス化学はコア事業である過酸化水素事業を拡大するため、能力増強を検討していた。 三菱ガス化学は、四日市・鹿島に製造拠点(合計年産110,000トン)を保有、新酸素化学からの製品を引取ることで実質的に生産能力を拡大する。株式譲渡は公取委等の承認を得た上で行う。 【新酸素化学の会社概要】 ◇商号 :新酸素化学株式会社 ◇本店 :工場所在地 北海道苫小牧市字勇払148 ‐58 ◇設立年月日:1987年6月 ◇事業目的 :過酸化水素の製造および販売 ◇資本金 :2,500 百万円 ◇株主構成: 大日本インキ化学 50%、三菱商事 50% ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1131944227.pdf |