2005年11月15日 |
旭化成ケミ、中国にHDI系硬化剤で事業進出 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズは15日、HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)系ポリイソシアネート「デュラネートR」(商品名)の需要が内外で好調なため、中国に工場進出すると発表した。 江蘇省南通市に100%出資の「旭化成精細化工」を設立し、07年春の稼動開始を目標に年産1万トン設備を建設する。着工は06年春の予定。 「デュラネートR」は、旭化成が独自に開発したHDI系ポリイソシアネートで、無黄変ウレタン塗料の硬化剤やインキ、接着剤、注型材の原料として、自動車・建築・重防食など幅広い分野で使用されている。 国内では、日向化学品工場(宮崎県日向市)に年産1万トン設備を持ち操業中だが、今後さらに拡大する需要に対応するために、成長市場である中国・江蘇省南通市に生産・販売拠点を新設することにした。 【生産拠点・新会社の概要】 (1)会社名 旭化成精細化工(南通)有限公司 (2)立地 中華人民共和国 江蘇省 南通市経済技術開発区内 (3)設立 2005年11月 (4)資本金 22億円 (5)事業内容 HDI系ポリイソシアネート(商品名「デュラネートR」)の製造・販売 (6)生産能力 10,000トン/年 (7)スケジュール 着工:2006年春 稼動開始:2007年春 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1132028309.doc |