2005年11月16日
「バイオの標準化と日本の戦略」テーマに講演会
【カテゴリー】:行政/団体(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:日本化学会、バイオインダストリー協会

 JBA(バイオインダストリー協会)では、バイオテクノロジーの産業化に伴い、急速に必要性が高まっている「バイオの標準化」について、わが国としての戦略や取組みの現状をきくため、12月2日午後1時から6時30分まで、東京都中央区茅場町の鉄鋼会館で講演会を開催する。
 
 バイオテクノロジーは医薬や食品などの分野で利用されているが、人の健康に影響を及ぼすため安全上からも標準化が不可欠とされている。しかし微生物や遺伝子組み換えの場合、
植物由来成分の量など微量物質の測定や標準化には多くの困難があり、各国とも進んでいないのが現状である。 
 
 講演会では、経済産業省生物化学産業課の徳増有治課長、日本臨床化学会の濱崎直孝会長、独立行政法人・食品総合研究所の安井明美分析科学部長ら5人の講師からバイオ標準化の意義や日本の戦略、標準化への取組みの現状などについてきく。日本化学会が協賛。参加費はJBA会員2000円、非会員4000円。
 申し込みはJBA バイオエンジニアリング研究会(tel:03-5541-2731)