2005年11月22日 |
米デュポン、中国・東営市に二酸化チタン工場建設で調印 |
【カテゴリー】:海外(経営) 【関連企業・団体】:デュポン |
米国デュポンは22日、中国・山東省東営市との間で、世界的規模の二酸化チタン工場の建設に関する合意書に署名を行なったと発表した。(CNT既報) 二酸化チタンは、塗料、プラスチック、紙業界で利用されているる白色顔料で、デュポンは東営市の経済開発区に新工場を建設する。総計10億ドルを超える投資を行なう予定という。新工場はデュポンが100%所有するが、同社が米国以外で行う単体の投資プロジェクトとしては最大規模となる。 デュポン・グレーター・チャイナのトマス・G・パウウェル社長は「この調印式を迎えることができたのは、当社が中国で取り組みを強化し、中国、アジア、世界のお客様に奉仕しようとしていることの証だ。この投資と最近、発表した上海、深セン、常熟への投資を合わせると、当社の中国への投資額は、以前に発表した2010年までに2倍にするという計画を大幅に上回る。東営市には世界で最も進んだ技術を持つ環境に優しい二酸化チタン製造工場が誕生する。雇用増加にもつながるだろう」と語った。 デュポン・チタニウム・テクノロジーズは世界最大の二酸化チタンメーカーで、工場はミシシッピ州デライル、テネシー州ニュージョンソンヴィル、デラウエア州エッジムーア、メキシコのアルタミラ、ブラジルのウベラバ、台湾の観音の各地に持っている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1132621663.doc (参考:CNT=既報) http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=16942 |