2005年11月24日
ナフサの国際スポット相場が小反発
C&F/日本もCIF/NWEも原油を後追いして
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋によると、ナフサのスポット相場が西欧向けも極東向けも週明けから小反発してきた。
 
 北西欧向けが先行、一日後を極東向けが追うかたちで上がっている。直近の北西欧向けのCIF価格の平均はトン当たり469ドル強で、最近のボトムである先週末に比べると3ドル強の上昇となっている。
 一方、C&F/ジャパンの平均は513ドル弱で同じく最近のボトムの先週末に対比すると9ドル弱上がっている。
 
 いずれも、原油のスポット相場がWTIも北海ブレントも中東ドバイも週明けとともに小反発してきたことに連動してのもの。ただし今後の動きについては、センター各社とも、米国の気象条件次第で原油の相場が変わるのでナフサの場合も見極めが困難だとしている。