2005年11月28日 |
チバとデイケム、エレクトロニクス市場向け展開で提携 |
【カテゴリー】:海外(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ |
チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(本社:スイス・バーゼル市)は28日、米国のデイケム・ラボラトリーズ社と、デイケム社の製品およびサービス全般をエレクトロニクス市場向けに、チバがグローバルに市場開発し、販売する独占的なパートナーシップ契約を締結したと発表した。 デイケム・ラボラトリーズ社は、米国オハイオ州ヴァンダリアを拠点とし、25年以上にわたりエレクトロニクス市場で、カスタムメイドおよびスペシャルティ・ケミカル製品のサプライヤーとして、高く評価されてきた。デイケム社の主な専門技術は、電子材料グレードの開発と生産にあり、そのR&Dおよび生産プロセス開発の能力と、少量からコマーシャルスケールまで対応できる生産能力との組み合わせで、デイケム社は業界で貴重なパートナーのポジションを築いてきたという。 デイケム社のラケシュ・グプタ社長は「チバ・スペシャルティ・ケミカルズは、グローバルに展開する強力なパートナーだ。このパートナーシップは、私たちが得意とするイノベーション、速い製品開発、生産を、さらに推進し、要求の厳しいグローバルなエレクトロニクス産業にとって、信頼できるパートナーとしての私たちのポジションをさらに強化するだろう」と語った。 なお、チバ・スペシャルティ・ケミカルズのエレクトロニクス産業向け製品には、液晶ディスプレイのカラーフィルター用着色材や光重合開始剤、有機EL用色素および光安定剤、光学記録材料向け機能性色素やマイクロエレクトロニクス用光酸発生剤・光塩基発生剤などがある。(www.cibasc.com/electronicmaterials) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/search.php?RCODE=4158 |