2005年11月29日 |
デュポン、芳香族ナイロン樹脂でハロゲンフリー難燃グレード 日本で開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:デュポン |
デュポン・ジャパン(本社:東京都千代田区、小林昭生社長)は29日、芳香族ナイロン樹脂「デュポン・ザイテルHTN」のハロゲンフリー難燃グレード“NHシリーズ”を開発、12月から日本及び全世界を対象に販売開始すると発表した。 “NHシリーズ”は、06年の有害物使用規制に向けて電気・電子部品業界が進めている鉛フリー・ハロゲンフリー化に対応するため、デュポンの独自技術により日本で開発した。生産は当面日本国内(デュポン宇都宮事業所)で行い、日本及びアジアの顧客を中心に、グローバルにサンプル提供、販売する。今後は新規グレードも開発していく。 “NHシリーズ”は、従来の臭素化ポリスチレンの替わりに高耐熱型の新規有機りん系難燃剤を使用し、ハロゲンフリーの難燃化を達成した。また、デュポン独自の特殊な配合技術(特許出願済み)を組み合わせて、難燃性およびリフロー性能の向上を図った。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1133236790.doc |